職場のストレスや環境変化が原因で感情や意欲が極端に落ち込む「うつ病」

デスクで落ち込む社員

職場におけるストレス、生活環境の変化(転職、転勤、出産等)、遺伝的な要因などが原因で、極度に気分が落ち込み、不安感、焦燥感、倦怠感、頭痛、睡眠障害など心身に様々な症状が現れ、最悪の場合、自殺に至る「うつ病」。

未曾有の不況で多く社員がリストラされた一方、残った現役社員の負担は大きくなっており、うつ病で休職を余儀なくされる社員は増えています。なかでも仕事への責任感が強く、几帳面で完璧主義の人ほどうつ病になりやすいとされています。

うつ病の発症メカニズムは完全に解明されたわけではありませんが、うつ病の人は神経細胞の情報伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンなどが減少し、脳の働きが低下し、意欲の低下や不安感などに繋がるのではないかと考えられています。

うつ病の治療は、上記の神経伝達物質の量を減らさないための抗うつ薬の服用をはじめ、職場からの休養、精神療法などが必要となります。ストレスの原因を完全に断つことが理想ですが、そのために会社を長期間にわたって離れることは、この不況下において一部の大企業や官公庁を除いては困難なのが現状です。

したがって、専門医の指示に従って、ストレスの原因と共存しながら、生活をするための術を身につけることが大切となります。冒頭に述べたような体調不良があり、医療機関で検査をしても異常が認められない場合にはうつ病の可能性があります。


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